4年

【4年 角の大きさ】分度器を使った楽しい活動を紹介します

この単元で学ぶこと

・角の大きさとは辺の開き具合であること

・角度の単位(°)

・分度器の使い方

・角度のかき方

・三角定規の角の大きさ

・分度器を使った三角形のかき方

分度器の測り間違いを減らす方法

Ryu

分度器の測り間違いを減らすためには、角度の見当をつけるくせをつけさせよう。めっちゃ大事だぞ。

見当をつけるとは、直角と比べて大きいか小さいか予想するということ

直角より大きいかどうかは一目見るだけで分かるからね。

直角より大きい=90度より大きいと分かってから分度器で測れば、見当違いの測り間違いをしたときに気付けるようになる。

【実践】分度器を使った楽しい活動を紹介

Ryu

実際の授業で盛り上がった活動を紹介するぞ

今回紹介する活動は、分度器の使い方を学習したあとならいつでもできるよ。

活動1

①角度の見当をつける

T「分度器で60°がどのくらいの大きさかよーく見て。」

②角度を予想してかく

T「分度器を隠して定規だけで60°の角を作ります。」

③作った角度を分度器で測る

T「ぴったりだった人いますか?」

Ryu

角のだいたいの大きさを活動によって感じさせるのがねらい。

活動2

①定規だけで好きな大きさの角を作る

T「180度までの大きさで角を作ります。」

②指定された角度を探す

T「120°に一番近い人を分度器で探しましょう。」

Ryu

90°に注目して見当をつけさせるのがポイント。

やみくもに探しては終わらないので、直角(90°)に注目させると良い。

多くの子供がだいたいの大きさで予想をつけて測定するので、

T「早く見つけた人、どうやって探したの?」

と聞くと

「直角に注目してあと30度くらいの角を探した」と教えてくれるはず。

指定する角度が180°に近い場合は、180°に注目させるといいかも。

この活動は、180〜360°でも同様にできるよ。

活動3

分度器で角度をかく活動。

①やり方を説明する

T「今から肩をたたかれた人は60°の角をかきます。たたかれなかった人は65°をかきます。全員顔をふせて。」

②角度をかく

③肩をたたかれた人を探す

T「60°の人はだれでしょう。分度器で探してらっしゃい。」

Ryu

活動を見ながら、角度を正しくかけているか評価することもできる。

どの活動も、測る数を変えて何回もできるのがよいところ。

子供が慣れてきたら、子供に問題を出させたり班ごとに取り組ませたりすると、子供同士で勝手に盛り上がってるよ。

まとめ

今回紹介した活動は、分度器を操作するだけでなく、席を立って動くので眠くなる5時間目にもぴったりでした。

ABOUT ME
Ryu
猫とスノボが好きな小学校の先生です。