6年生「比」の実践。
おさえること
比の一方の量を求めるには、
①片方を1とみる
②等しい比で考える
③線分図を使った考え方→大事
実践
単元で初めて比を使った文章題がでてきたので、まずは分かっていることの確認。
T「分かっていること、求めることは何ですか?」
子供「砂糖と小麦粉の比が5:7」
子供「小麦粉が140g」
子供「砂糖の重さを求める」
続いて、線分図を使うことをおさえる。
初めて使う図だから丁寧に指導する
T「比の文章題では線分図を使います。まず12マス分線を引いて。」


T「5:7と書きます。」

T「何の重さが分かっているんだっけ?」
子供「小麦粉」
T「そう。だから小麦粉の上に140と書きます。」

T「5の上は?」
子供「わかんない」
T「だからxをかきます」

教えるときに意識しているのはテンポだ
短く、分かりやすくしよう
T「じゃあ、図を見ながらどうやったら解けるか考えてみよう。」
〜自力解決中〜
座席は自由に座らせているので、分からなくなったら近くの友達と話し合っていた。
様子を見てだいたいできたら発表
T「前で説明してくれる人?」
線分図に矢印をかいて考えました。

T「同じように×20をしてやった人は?」
似ている子供に発表させる。
比の式にして考えました。

T「×20しないでやった人はいる?」
分数にして考えました。

このあとはまとめ。
比の値を使ったり等しい比の関係を使えば求められる
振り返りでは、
比と片方の数がわかっているときは、分数で考えると求められる。
この子は比の値を使えばよいということを自分の言葉でまとめていた。
まとめ
授業を振り返って
子供に身近なこと(料理)が問題になっているので、導入でいきなり問題を出しても食いつきはよく、スムーズに流れていきました。
・線分図をていねいに指導することが大事。
・線分図と前時までの内容を理解していれば、つまづきは少ない。
・習熟度によっては、線分図を使って1問教え、類似問題を自分で考えさせると良さそう。
前時までの指導はこちら。


